夢を見た

 歳下で、少し控えめな性格の妻と、妻より上の歳で社交的な性格の夫。夫は自由奔放で、家に帰らない時も多々ある。家に帰らない日でも妻は料理を作って夫を待つ。

 ある日、夫が帰ってこない。心配した妻はありとあらゆる友人や知人に声をかけて夫を探す。

 夫は無事に見つかったが、何故が若返って妻よりも歳下の少年になっていた。夫は何故妻の前から姿を消したのかというと、若返ってしまって妻に見合わない姿になってしまったから姿を消したのだと恥ずかしそうに語る。

 そんな夫に妻は変わらず料理を用意して、2人は仲良く食卓を囲んで終わった。

 このあと、夢なのにエンドロールがながれ、最後の最後、妻は老衰により夫を残して先立ったの一言でこの夢は締め括られた。

 

 夢とは脳内の記憶整理だというけれど、一体僕の脳はどんな記憶を整理してこの夢見たのだろう。姿は関係ない、心だという名言がある。愛しい人がどんな姿であろうと愛する自信はある。でも残して先立つのは少し辛いかもなと目が覚めてから考えた。変な夢を見た。f:id:bunibuni:20240503224520j:image